2026年06月29日
増額審査の合否を分けるのは、一言でいうと「これまでの信用」と「法律上の上限(総量規制)」です。申請前に以下の条件をクリアできているか確認しましょう。
① 最低でも6ヶ月以上の利用実績を作る
契約してすぐに増額申請をしても、まず審査には通りません。カード会社が「この人は毎月遅れずに返済してくれる」と判断できるよう、最低半年、できれば1年以上の利用・返済実績を積んでから申請しましょう。
② 他社の借り入れをできるだけ減らす(最重要)
他社のカードローンや、別カードのキャッシングなどの借入残高・件数が多いと、「返済能力がギリギリなのでは」と判断されます。可能であれば、どこか1社でも完済して借入件数を減らすか、全体の残高を少しでも減らしてから申請するのが理想です。
③ 登録情報(年収・勤務先)を最新にする
「昇給した」「転職して収入が上がった」という場合は、増額申請の前に会員ページなどで登録情報を最新にアップデートしておきましょう。収入アップは審査に大きなプラス材料になります。
注意: 転職直後(3ヶ月未満など)は、まだ収入の安定性が証明しにくいため、少し時期をずらして(半年ほど勤めてから)申請したほうが安全です。
④ 「総量規制」を絶対にオーバーしない金額にする
キャッシングは「総量規制」という法律の対象になり、すべての会社を合わせて「年収の3分の1」までしか借りられません。
例:年収300万円の場合、全てのキャッシング・カードローンの合計枠は最大100万円。
希望額は、この上限に対して十分余裕のある、必要最小限の金額(今の枠+10万〜20万円など)で申請するのがコツです。
⑤ 50万円を超える場合は「収入証明書」を準備
今回の増額でキャッシング枠が50万円を超える場合、または他社との合計が100万円を超える場合は、法律上、源泉徴収票や給与明細などの「収入証明書」の提出が必須になります。あらかじめ手元に用意しておくとスムーズです。
2. 逆に「審査に落ちる」NG行動
以下に当てはまる場合、増額はかなり難しくなります。
直近で支払いの遅延・延滞があった: 数日の遅れであっても、社内データに記録が残るため致命的です。
短期間に何社も申し込んでいる: 焦って複数の会社に増額や新規の申し込みをすると「申込ブラック」となり、審査に通りにくくなります。
前回の増額・審査落ちから6ヶ月経っていない: 一般的に、一度審査に落ちると半年間はデータが残るため、再申請は6ヶ月以上あける必要があります。
3. 知っておきたい「増額のリスク」
⚠️ 増額申請には「減額」のリスクもあります
増額の審査をすると、改めてあなたの信用情報や他社での借入状況がチェックされます。その結果、「契約時より年収が下がっている」「他社での借り入れがかなり増えている」といった事実が発覚した場合、増額どころか現在の利用枠を減らされたり、利用停止になったりするケースがあります。
もし「旅行や高額な買い物で、今月だけ一時的に枠を増やしたい」という理由であれば、審査が比較的通りやすい「一時増枠(一時的な限度額の引き上げ)」を検討するのも賢い選択肢です。
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