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クレジットカードの審査について

1. 審査で必ず見られる「3つの要素」
カード会社は、申込者に「立て替えたお金をしっかり返す能力と信用があるか」を以下の3つの視点(3Cとも呼ばれます)から総合的に判断しています。

返済能力(Capacity):
職業、雇用形態(正社員・アルバイトなど)、勤続年数、年収などから「毎月安定した収入があるか」をチェックします。年収の高さそのものよりも、「収入の安定性」が重視されます。

信用情報(Character):
「信用情報機関(CICやJICCなど)」に登録されている、過去のクレジットヒストリー(クレヒス)です。これまでに延滞がないか、誠実に支払ってきた人物かどうかが丸わかりになります。

資産(Capital):
万が一収入が途絶えたときでも支払える基盤があるかを見るため、居住形態(持ち家か賃貸か)や居住年数、資産状況などが参考にされます。

2. 審査に落ちてしまう「よくある原因」
「年収は十分なはずなのに落ちた」という場合、以下のような落とし穴に引っかかっているケースが多いです。

スマホ代やローンの「うっかり延滞」
クレジットカードだけでなく、スマホ端末の分割払いや、あと払いサービスの支払いが遅れた履歴も信用情報に傷をつけます(いわゆるブラックリスト状態)。

短期間での「多重申し込み」
1ヶ月の間に何枚も一気にカードを申し込むと、カード会社から「お金に相当困っているのではないか」と警戒され、審査に通りにくくなります(申し込みの履歴は6ヶ月間残ります)。

申込内容の「記入ミス・不備」
住所や勤務先の電話番号の間違い、あるいは年収を多く見せようとする虚偽の申告は、確認が取れずに即審査落ちの原因になります。

スーパーホワイト(利用履歴が全くない)
30代以上で一度もローンやカードを使ったことがなく、信用情報が「真っ白」な状態です。過去に自己破産して履歴が消えた人との区別がつかないため、逆に審査で不利になることがあります。

3. 審査通過の確率を上げるための対策
もし審査に不安がある場合や、次の申し込みで失敗したくない場合は、以下の対策が有効です。

キャッシング枠を「0円(希望しない)」にする
キャッシング(現金の借り入れ)枠を申し込むと、総量規制という法律が絡むため審査が厳しくなります。ショッピング機能だけにしておけば、審査のハードルを下げられます。

申し込みは「1度に1枚」にし、落ちたら6ヶ月空ける
カードの申し込み履歴は信用情報機関に6ヶ月間残ります。もし審査に落ちてしまったら、履歴が消える6ヶ月後まで次の申し込みは待つのが鉄則です。

固定電話の番号や、現在のクレヒスを育てる
携帯電話だけでなく固定電話の番号があれば信頼度が少し上がります。また、手持ちのカードがあるなら、毎月少額でも使って「遅れずに支払う」実績をコツコツ作ることが一番の近道です。