泥酔状態の女性に性的暴行-逮捕の4人不起訴

泥酔状態の女性に性的暴行を加えたなどとして逮捕された男性4人が、不起訴処分となりました。
泥酔状態の20代の女性を連れまわし、都内の公園の公衆トイレなどで性的暴行を加えたとして、去年12月に逮捕されたフィリピン国籍の男性やその職場の同僚男性らあわせて4人について、東京地検は今月24日付で不起訴処分としました。
東京地検は不起訴の理由を明らかにしていません。
(引用元)https://news.yahoo.co.jp/articles/8310ce33f35fe868b9caffe4caaff72eef782c43

なぜこのような凶悪な犯罪者を起訴しないのか?
と思うでしょうが,検察は確実に有罪にすることができる証拠がなければ不起訴にします。
検察が起訴した事件は99%有罪になると言われています。
これを聞くと日本の検察は相当優秀なのかという印象を受けますが,検察は勝てる勝負しかしていないので有罪率は高くて当然なのです。
つまり起訴しても無罪となりそうな事件は不起訴とされるので当然に有罪率が高くなるわけですね。
その反面で不起訴率も高いのです。

この手のニュース記事では必ず『東京地検は不起訴の理由を明らかにしていません』という一文が最後に書いてありますが,不起訴の理由を公開してしまうと,犯罪者に悪知恵を授けることになりますので公開するわけがありません。
この事件がなぜ不起訴のなったの分かりませんが,示談が成立したということも考えられます。

いずれにしても公衆トイレで外国人含む男性に襲われるのは女性にとっては想像を絶する恐怖だと思いますので,犯人を刑務所送りにできなかったのは残念です。

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