ナイトワークでの副業を匿名掲示板でバラされて退職

『ナイトワークでの副業を匿名掲示板でバラされて退職、被害者が犯人を特定して慰謝料を請求するまで』
(引用元)https://news.yahoo.co.jp/articles/e821bcd5f6c7b34b85bf3668a24509135422edd0

ナイトワークでアルバイトしている事実をインターネット上に流布されたという被害です。
これは,名誉棄損罪に該当しますが,名誉棄損罪とは,『本当のこと』を公開しても罪に問われます。
『嘘は言ってない。真実を言ってるだけで何が悪い。』
という言い訳は通用しません。

たとえ真実であったとしても,対象者の名誉が傷付けられる内容の記事を投稿すると,実際に名誉が傷付けられなかった場合でも名誉棄損罪は成立します。
誹謗中傷記事を投稿した時点で対象者の名誉が傷付けられる危険性が生じたといえるので,実際に名誉が傷付けられなくても罪は成立するということです。

ここ最近では,誹謗中傷行為が原因で自殺者が出るなど社会問題化している側面もあるので,警察も名誉棄損罪の被害届や告訴が受理されやすくなっています。

誹謗中傷の被害に遭った場合はまず警察に相談してみましょう。
また,安易に他人のプライバシーを公表すると罪に問われることがあるので注意が必要です。

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