
あまりにも間違った情報がネット上に氾濫しているのでここで正してみましょう。

『昔からあるアリバイ会社は、使用している人数が多いのでアリバイ会社だという事が知れ渡っている』
この真偽を数社に電話取材で確認しましたが、総括すると会社の賞味期限は半年から1年半ということです。
この期間を経過すると、その会社で新規登録するのを停止して、別の新しく用意した会社を使用するというわけですが、社名変更などしないようです。登記上の社名を変えると、古い社名で使用していた顧客が、前と同じ会社で継続利用を希望した場合に対応できないからという理由があるからです。
また、在籍会社は何社も用意しており、顧客の用途・要望に合わせて振り分けるので、使用頻度の少ない会社は1年半位は使用するとのことです。
このように、期間は一定の目安ということで、顧客の用途によって臨機応変に振り分けるので、アリバイ会社だと知れ渡るということはないといえます。
『知れ渡る』という表現が漠然としていますが,世間一般に知れ渡るということはありません。
『昔からあるアリバイ会社は、使用している人数が多いのでアリバイ会社だという事が知れ渡っている』
というのは、新規参入した業者が老舗の業者に対抗するために用いるキャッチコピーということです。